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★まず最初に
膝が痛くなるとまず最初に膝周辺もしくわ膝そのものが故障(炎症など)
したと思いがちですが、ほとんどの場合その限りではありません。
膝そのものが故障したのではなく膝周辺の筋肉などが炎症を起こし、
その負荷が膝にかかってしまい膝及び膝周辺に痛みを感じる場合が、ほとんどです。
ですから、膝が痛みを発したときに膝周辺をマッサージしてもあまり効果はなく、
なかなか痛みが緩和されることも少ないようです。
★痛みの場所は
膝が痛むとき、実際には膝そのものではなく
膝周辺の筋肉や腱から痛みが出ているとケースが多いと思います。
自分自身の膝を上から見た状態で、まず4等分してください。
つまり膝の右下、左下、右上、左上という具合です。
この4分割して具体的にどの部分が一番痛みがあるかを検証していきます。
また、膝が痛くなるときは、
ランニングやウォーキング時のバランスが悪く左右均等に
負荷がかかっていないために起こることが多いので、
膝周辺が全部痛いというよりある一定方向のみが痛くなるケースが多いようです。
★マッサージ法
膝のどの方向が特に痛むということが判明した後は、
同じ方向につながっている筋肉を念入りにマッサージしてください。
例えば右足の左下が痛い場合、向こう脛(弁慶の泣き所)
に沿ってくるぶし方向に向けて揉み解していきます。
このときふくらはぎだけをマッサージするのではなく
向こう脛に近いところをあわせてマッサージするのがコツです。
その他の場所の場合もそうですが、
筋肉そのものだけではなく骨に沿ってマッサージしていくとより効果的です。
実際、マッサージしてみるとわかりますが、
膝が痛いはずなのに今言った箇所をマッサージしてみると
かなり強い痛みを感じると思います。
その部分をマッサージすれば、驚くほど早く痛みの緩和が見られます。
特に緊急を要するとき(旅先など)は比較的強く
(個人差があるので具体的には難しいのですが、
強めの痛みを感じる程度と思ってください)
2〜3分マッサージしてみてください。
ほとんどの場合、それで痛みが大幅に緩和すると思います。
緊急の場合はともかく、
やはりお風呂場などでじっくりマッサージするのが、
一番効果があると思いますので、旅先などで歩きつかれたと感じたときは、
お風呂場などでマッサージをすれば翌日も快適に過ごせるでしょう。
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