有酸素運動は、よく20分は続けて運動したほうがいいといわれています。これは、数分間の運動
では、主に筋肉内のリン酸化合物であるアデノシン三リン酸が使われます。それを使い終わると
筋肉内に貯蔵されたグリコーゲンなどの代謝でエネルギーが生み出され、それでも不足すると
ようやくここで脂肪が動員されることになります。この脂肪が使われるのが運動を始めて20分後
といわれています。20分以内の運動であってもリン酸化合物やグリコーゲンの補充のために
体脂肪などからエネルギーが多少は使われますが、短時間での運動では、守秘されるカロリー
は非常に少なくダイエットの効果までは期待しにくいでしょう。 |